転職者に必須な柔軟性と応用力

転職者の平均年齢が上昇しています。理由として企業が現場ですぐ通用する人材を求めているためであり、特に35歳以上の転職者が増えています。
求められる条件として気にされるのは年齢だけではなく、専門性や突出した強み、どのような状況、環境でも柔軟性や応用力を発揮して結果を出せるかどうかが求められています。

それでは仕事における柔軟性と応用力とは、どんなもので、どうすれば身につけられるのでしょうか。柔軟性とは自分だけの考えにこだわらず、他人の意見や多くの情報の中からも考えを取り入れられることです。いくら自分は柔軟性があると思っていても、実際に考え方の違う組織や人に意見を言われると、どうしても自分の考えを通そうと思ってしまいます。
こんなときこそ違う意見を聞いて、一度受け入れてみる練習をすることが大事です。そしてどうしても納得がいかないときだけ自分の意見を主張するとよいでしょう。

柔軟性を身につける方法として、より多くの人と話すことが挙げられます。自分の意見をもつことも重要ですが、なるべく会社以外の人と多く接して話を聞くことで考え方の幅が広がります。

応用力とは学んだことを使って、新しいものに対応していく力です。
仕事では、教わったことが常に通用するとは限りません。どこかで問題に直面して、自分で回答を導き出すことが必要になってきます。
解決するには問題に潜んでいる本質を見極めるために自分で考え抜き答えを出すことです。そして答えが解決につながらなくても再度挑戦していきます。

これらのプロセスを繰り返していくことで応用力はついてくるでしょう。これらを日頃の仕事のなかで積み重ねていくことが、転職のときの大きな自信に繋がります。